駅やコンビニが近い、毎日の食事、一緒に住む方のタイプなど、家族以外の人と共同生活をする障害者グループホームを、どういう基準で選んだらいいのか悩んでしまいますよね。

グループホームの選び方や、自分に合うかどうかで迷っているいう方も多いのではないでしょうか。障害者グループホームへ入りたいけど不安、家族を入れたいけど心配…。など何から始めたらいいかわからない方に、今回は障害者グループホームに入るメリット、デメリットをまとめてみました。少しでも参考にしていただけると幸いです。

障害者グループホームに入るメリット3つ

グループホームに入るメリットを一般的なものを中心に実際に入居されているや事業者の方の声を交えて3つずつご紹介します。
 

・相談できるので孤立を防げる

近年内閣官房に、孤独・孤立対策担当室が設置され、社会的な孤独・孤立の問題が注目されています。地域コミュニティが希薄化し、核家族化も進んで気を付けていないと簡単に孤立してしまう時代になりました。グループホームは、他の利用者さんや世話人（利用者と接しながら、身の回りのお手伝いをしてくれる人）との共同生活の場なので、相談や世間話など孤立感が少ないので安心です。

・介護者の負担を軽減できる

こちらも社会問題になっている老障介護。障害のある子どもが成人になり、親自身が体力的に限界を感じる方も多いのではないでしょうか。
介護者の負担が軽減できることは、大きなメリットだといえそうです。

・親元を離れ、自立を目指せる

一人暮らししたい！と目標があるけど、いきなりは不安だな…。と感じる方も居ますよね。
グループホームに入ることにより、親から離れることで困ることや不得意な部分は世話人のサポートがありますのでご安心を！
得意な部分も世話人と一緒に伸ばすことにより、一人暮らしへのステップアップも安心して挑戦できます。

障害者グループホームに入るデメリット3選

障害者グループホームに入ることによりメリットもあるけど、勿論デメリットもあります。
障害者グループホームに入るデメリットの紹介です。
 

・施設が少ない

障害者グループホームは、一度入居すると退去する人が少ないのが特徴です。すぐにでも入りたい！と思っても、なかなか見つからない可能性があります。また、男性用、女性用といった入居の条件がある場合もあるので、入居可能な施設があったとしても、ご希望の条件に合わない場合もあります。

・人との相性が合わない可能性がある

障害の特性や性格などで、他の利用者さんと合わない…。と感じる方もいます。共同生活なので、イヤでも顔を合わせることもあり、ストレスに感じことも…。しかし、多くのグループホームでは見学や体験はもちろん、ショートステイ（短期入所）ができる施設もありますので、体験してみてから入所されることをお勧めします。
また、世話人が常駐していますのでしっかりご相談することもおすすめします。沢山話し合いながら、利用者様が豊かな生活を過ごせるサポートをいたします。

・医療ケアが少ない

食事、入浴、排泄など生活支援員がサポートします。
しかし、医療的ケアについては未対応のグループホームが多いのは現状です。
しかし、国の施策として重度化、医療的ケア、高齢化に対応することが求められています。
すこしづつ社会資源は増えてきていますので、医療的ケアに対する充実も期待したいですね。

まとめ

今回は障害者グループホームのメリット、デメリットお伝えしました。
デメリットもありますが、グループホームの施設は増加傾向にありますので、ご希望の条件に合致する施設も増えてくるでしょう。

「親なき後も豊かな生活を守る」ために登場したグループホーム。
地域移行が国の施策として謳われている昨今ではなくてはならない存在となっています。
不安なく豊かな生活を送るためにも、障害者グループホームを住まいの選択肢の一つとして検討されてはいかがでしょうか。

ご質問はお問い合わせから、ドシドシお待ちしております！！
次回は『グループホームへ入居に必要なもの教えて！』についてお伝えします！

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