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シリーズ7【人間関係が不安・・・どう向き合う?】

グループホームに住んでみたいなと思ったとき、一番心配になるのが「人間関係」ではないでしょうか。

「うまくやっていけるかな」「嫌われないかな」「迷惑かけたらどうしよう」――こういう気持ち、実は多くの人が抱いています。決してあなただけではありません。

 

ここでは、人間関係の不安と上手に付き合うためのヒントをいくつかご紹介します。

今、あなたが不安なのは、真剣に向き合っている証!

新しい場所で知らない人と一緒に暮らすのですから、不安になるのは自然なことです。

「自分だけが心配している」と思わなくて大丈夫。不安があるのは、それだけ新しい生活に向けて真剣に考えている証拠です。

ルールがあるから安心

グループホームには、掃除の当番や食事の時間など、生活のルールがあります。これは「みんなが気持ちよく過ごせるようにするための仕組み」です。
「仲良くしなきゃ」と無理をするより、まずはルールを守ることを意識するだけで、自然と関係はスムーズになります。
 

もし「ちょっと気まずいな」と思うことがあっても、一人で抱え込む必要はありません。

支援員さんがクッション役になってくれるので安心してください
伝えにくいことを代わりに伝えてくれたり、一緒に解決方法を考えてくれたりします。

「仲良し」じゃなくても大丈夫

人間関係というと「友達みたいに仲良くしなきゃ」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。

大事なのは「お互いに気持ちよく生活できること」。あいさつをする、順番を守る、ちょっとした声かけをする――それだけで十分いい関係です。

 

グループホームには自分だけの部屋があります。疲れたときは部屋に戻って、好きなことをしてリフレッシュしましょう。
「みんなと一緒の時間」と「一人の時間」を上手に切り替えると、人間関係のストレスも減ります。

 

小さな一歩を積み重ねる

「今日はあいさつできた」「ありがとうって言えた」――そんな小さなことでも立派な一歩です。

少しずつ積み重ねていけば、自信につながり、不安もだんだん薄れていきます。

どうしても不安が強いときは、入居前に見学や体験をしてみましょう。実際に雰囲気を味わうことで、「思ったより安心できそう」と感じられることも多いです。

 

まとめ

グループホームでの生活に「人間関係の不安」はつきものですが、無理に仲良くする必要はありません。

ルールを守ること、職員さんに相談すること、自分のペースを大切にすること――この3つがあれば大丈夫。

グルホネット編集部
グルホネットのコラム、取材記事といったコンテンツ作成を担当しています。就労継続支援A型に勤務されている利用者さんといっしょに作成しています。