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シリーズ11【グループホームの1日の流れについて】

「グループホームでの生活って、どんな1日を過ごすのかな?」

これから住むことを考えている方にとって、気になるポイントのひとつですよね。
グループホームでは、世話人等のサポートを受けながらも、自分らしいペースで生活することができます。
今回は、そんなグループホームでの“1日の流れ”をイメージしやすいように紹介していきます。

朝:ゆっくりスタート or 元気に出発

朝は、入居者さんそれぞれの生活スタイルによって少しずつ違います。

お仕事や作業所に通っている方は、7時〜8時ごろに起きて身支度をします。世話人等が声かけをしてくれたり、必要に応じて着替えや洗面のサポートも行います。

朝食は共同スペースでとることが多く、栄養バランスを考えたメニューが用意されています。ご飯とお味噌汁、焼き魚や卵料理など、家庭的な食事が中心です。

みんなで「おはようございます」とあいさつを交わしながら、1日がスタート!

お仕事がある日は、世話人等に見送られながら出発し

日中の活動がない方や体調を整えたい方は、午前中はホームでゆっくり過ごすこともできます。

日中:自分のペースで過ごす時間

平日は、通所先や職場で過ごす方が多いですが、日中もグループホームの生活は続いています。

日中活動が終わったあと、夕方までに帰宅。世話人等が「おかえりなさい」と迎えてくれます。

「今日はどんな1日だった?」

そんな会話を交わしながら、帰宅後の時間を過ごします。疲れた日は少し横になったり、お茶を飲んで一息ついたり。お風呂の順番を待ちながら、テレビを見たり趣味の時間に使うこともあります。

また、日中ホームにいる方の場合は、掃除や洗濯などの家事を一緒に行ったり、散歩に出かけたりすることも。

生活リズムを整えながら、自分でできることを少しずつ増やしていくのもグループホームの大切な役割です。

夕方〜夜:リラックスタイム

18時ごろになると、夕食の時間です。
世話人等が用意してくれる温かいご飯を、みんなで囲みます。

「今日もお疲れさま」「明日は晴れるかな?」など、自然と会話が生まれる時間。家庭的で安心感のある雰囲気が広がります。
 

食後は、お風呂タイム。
順番に入って、1日の疲れを癒します。世話人等が必要に応じて見守りや介助を行うので、安心して利用できます。

お風呂のあとは自由時間。テレビを見たり、音楽を聴いたり、スマホをいじったり、本を読んだりして過ごす方もいます。
 

「ただいま」と「おやすみ」がある生活は、ひとり暮らしとは違った安心感があります。

夜:安心して眠れる環境

21時〜22時ごろには就寝準備です、服薬のサポートを受ける方もいます。

世話人等が「おやすみなさい」と声をかけ、みなさんそれぞれの部屋で休みます。
夜間も世話人等が常駐しているホームが多いので、体調が悪くなったときもすぐに対応してもらえます。

安心して眠れる環境が整っているのも、グループホームの大きな魅力です。
 

■ 休日の過ごし方

休日は、いつもよりゆっくり起きて、のんびり過ごす方が多いです。

買い物に行ったり、家族のもとへ外出したり、ホーム内でイベントや食事会を楽しむこともあります。

中には、近くのカフェに行ったり、好きなアニメを見て過ごす方も。

それぞれが“自分のペース”で休日を楽しめるよう、世話人等がサポートしています。

まとめ

グループホームの1日は、決して特別なものではありません。
 

誰かがそばにいてくれる安心感」と「自分でできる喜び」を感じながら、穏やかに過ごせる場所です。

最初は少し緊張するかもしれませんが、慣れてくるときっと“自分の居場所”として感じられるはずです。

見学や体験入居を通して、実際の雰囲気を見てみるのもおすすめですよ。

グルホネット編集部
グルホネットのコラム、取材記事といったコンテンツ作成を担当しています。就労継続支援A型に勤務されている利用者さんといっしょに作成しています。