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高齢者グループホームと障害者グループホームの違いって何??

高齢者グループホームと障害者グループホーム。どちらも「グループホーム」と呼ばれていますが・・・実はグループホームは通称とご存知でしたでしょうか??

高齢者のグループホームは「認知症対応型共同生活介護」
障害者のグループホームは「共同生活援助」

これらが正式名称になります。どこが違うの?入居条件など、今回はこの違いについてまとめてみました。

高齢者グループホームとは?

高齢者グループホームでは、認知症の方が入居しています。

繰り返しになりますが、正式名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。

5〜9人の定員となり、24時間体制でケアが行われています。

利用者様自身が、料理や掃除、洗濯といった役割分担を持ち、可能な限りの自立を促すためのサポートをしつつ、認知症の進行を遅らせるケアも行われています。

高齢者グループホームに入居できる条件

①65歳以上の方(特定疾病を原因として介護認定を受けた40歳〜65歳も対象)
②要支援2もしくは要介護1以上の認定を受けている
③医師から認知症の診断を受けている
④地域密着型サービスの為、その地域に住民票がある方

※地域密着型サービスは原則事業所(グループホームがある場所)と同じ地域に住んでいる方が対象ですが、協議の上、特例として別の地域の方も対象になることがあります。

障害者グループホームとは?

こちらも繰り返しになりますが、正式名称を「共同生活援助」といいます。

「知的障害」「身体障害」「精神障害」「難病」の方が対象となります。

共同生活援助用に建てられた事業所から、既存のマンションや戸建て、アパート等も事業所として申請可能です(建築基準法や消防法に適合は必要です)

掃除・洗濯・食事の用意など生活の支援はもちろんの事、入浴・排泄・食事介助などの支援も行います。

また、悩み事など日々の相談も寄り添っていただけます。
どんな障害を持たれていても、地域で豊かな生活を送ることを目的としています。

また、一人暮しに向けての自立支援としての役割も担っており、幅広い役割のある社会資源と言えます。

障害者グループホームに入居できる条件

障害者向けグループホームの入居対象者は、18歳以上から入居可能です。条件によっては15歳以上から入居することもできますよ。

受給者証と共同生活援助のサービス申請が必要です。どちらもご自分で申請が必要ですが、グループホームの入居が決まったら、グループホームの運営会社が申請を手伝ってくれますよ。受給者証を初めて取得する場合も、サポートしてくれる場合がありますので、運営会社に相談してみてくださいね!

障害者グループホームは年齢制限や利用期間は原則設けられていませんが、身体障害をお持ちの方は、65歳未満であること、または65歳になる前日までにサービス利用があった方が対象となりますのでご注意下さい。
 

まとめ

今回は、高齢者グループホームと障害者グループホームの比較してみました。

条件の違いなどはありますが、どちらも地域で豊かに過ごすことを目的として創設されたサービスです。

利用者様に合ったグループホームが見つかるといいですよね。
自身にあった、障害者グループホームの検索は是非グルホネットにおまかせ下さい。

次回は『グループホームってどんなサービスをしてくれるの?』についてお伝えします!

ご質問はお問い合わせから、ドシドシお待ちしております!!
 

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グルホネット編集部
グルホネットのコラム、取材記事といったコンテンツ作成を担当しています。就労継続支援A型に勤務されている利用者さんといっしょに作成しています。